多汗症

多汗症を本気で治したい人が知っておくべき原因と対策とは!?

多汗症 治したい

明らかにほかの人よりも多く汗をかいている、暑くないときでも大汗をかく…。そんな状態が半年以上続いている場合、多汗症の可能性があります。周りの人が涼しい顔をしている中で、一人汗びっしょりになってしまうのは恥ずかしいものですし、汗ジミやニオイも気になる上、不潔なイメージを持たれてしまう場合もあるため多汗症の悩みは深刻です。

そこで今日は、本気で治したい人が知っておくべき多汗症の原因と対策をご紹介します。

1. 治したい!多汗症の症状

多汗症は、文字通り多量の汗をかいてしまう病気。「汗っかき」と混同されがちですが、多汗症はれっきとした病気。治したい!と思ったら、適切な治療を始めましょう。

「汗っかき」の場合、激しい運動をしたり暑さを感じた時に体温調節のために多量の汗が出ます。人より量が多くても、体温調節のための発汗の場合はたんなる汗っかきである場合も多いのです。これに対して、多汗症は体温調節の必要がないときにも多量の汗をかくのが特徴。暑さを感じていないときでも、急に全身や体の一部分から多量の汗が出る、といったケースがこれにあたります。

誰もが治したいと思う多汗症。現れる症状によって「全身性多汗症」と「局所性多汗症」に分けられます。全身性多汗症は文字通り全身から発汗するもので、更年期障害などのホルモンバランスの乱れや、リウマチ、結核も発症の原因となります。

これに対して、局所性多汗症は、わきの下や掌、足の裏、頭部など身体の一部分から多量に発汗するのが特徴。原因となるのは、自律神経の乱れや精神的なストレスだと言われており、最近では常に体の一部分に汗ばみや滴るほど発汗するといった症例も増えています。

2. 全身性多汗症の主な原因

社会生活や日常生活にも支障をもたらすこれらのつらい症状。すぐにでも治したいものですね。多汗症を治したい人のために、まずは多汗症の原因について詳しく見ていきましょう。

①ホルモンバランス

これは、さきほども触れたように、主として全身性多汗症を治したい人に関連するもの。とくに女性の多汗症の原因になりやすいのがホルモンバランスの崩れです。更年期に入るなど女性ホルモンが乱れると、暑さに関係なく大量に汗をかいてしまう「ホットフラッシュ」と呼ばれる症状が出ることがあります。これは、自律神経の失調によって多汗症の症状が現れるもの。こうした更年期以外にも、女性には月経や妊娠・出産など女性ホルモンの影響を受ける時期が多いため、ホルモンバランスが原因の多汗症に注意が必要なのです。

②ほかの疾患による多汗症

このほかに、全身性多汗症の原因として考えられるのが代謝異常や内分泌異常、循環器や中枢神経の疾患。バセドー病や糖尿病、急性リウマチなどがこれにあたります。こうしたタイプの多汗症を治したいと思ったら、原因となっている病気の治療が必要です。全身性多汗症の場合は、他の病気の疑いもあるということを頭に置いておくことも大切ですね。

3.局所性多汗症の主な原因

①精神的要因

ストレスや不安、緊張状態で、手や額に汗をかいた経験がある方は多いでしょう。局所性多汗症も、これと同じく精神的な要因で交感神経が優位になることで起こります。多汗症と診断されるケースでは生活に支障が出るほどの発汗量がありますが、緊張状態にある自覚がない時でも急に多量の汗をかいたりするので、自己判断が難しい場合も。判断するには、専門医を受診することが必要ですね。

このような精神的なものによる多汗症を治したい場合は、皮膚科などの専門医とともに、ストレスや不安を取り除くためにカウンセリングを受けるケースもあるそうです。

②遺伝

多汗症の原因が遺伝とは意外な気もしますが、一説では、神経質な性格や緊張しやすさが遺伝したために多汗症になる可能性があるともいわれています。

一般的には思春期以降に自覚するケースが多い多汗症ですが、乳幼児期にすでに発症がみとめられる場合もあり、遺伝的な要因が関係している可能性も否定できないのだそう。

③生活習慣の乱れ

辛い物を食べたあとに汗をかくことは珍しくありませんね。しかし、これが過剰になってしまうと、やはり多汗症と診断されてしまいます。また、カフェインやニコチンを摂ると、交感神経が刺激されるため、これらを過剰に摂取すると発汗につながることに。日常的に過剰摂取する習慣がある人は、多汗症と関連がある可能性が疑われます。

4. 多汗症を治したい…どこに行く?

「もしかして多汗症かも…」。そう思うほどの発汗に悩まされているのなら、まずは皮膚科を受診するのがお勧めです。「多汗症専門外来」や「発汗異常外来」を標榜しているクリニックもあるので、専門医がいるかどうかを調べてから行くとよいでしょう。

皮膚科では、外用薬や内服薬による治療のほか、注射や手術によって汗腺や汗を出す細胞の働きを抑えたり、交感神経を遮断したりする治療が受けられます。

また、多汗所の原因が他にある場合でも、皮膚科で原因を調べてもらい何科を受診すればよいか教えてもらえます。多汗症を治したいと思って受診したけれど、実はほかの病気だった!なんていうケースも、中にはあるので要注意です。多汗症を治したいと言ってもその原因は様々なので、対策も変える必要がありますね。

おわりに

多汗症の原因は様々。それだけに、「治したい!」と焦るあまり、自己判断で対策を始めないことも重要です。治したい多汗症の原因を知り、正しく治療していきましょう。

中には、汗をかくことが気になるあまり多汗症だと勘違いしているケースもあります。治したい気持ちが大きすぎると、返ってそれが症状の原因にもなってしまいかねません。「治したい!」と一人で気負わずに、まずは専門医に相談してみてはいかがでしょうか。


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